東京都では、換気の確保並びにエネルギー消費量及びCO2排出量の増加抑制を両立させるため、都内で中小規模事業所を所有し、又は使用する中小企業者等に対し、高効率な換気設備と空調設備の導入に要する費用の一部を助成しています。
本年も公募が開始されたこの助成金について解説していきます。
受付期間
第1回:令和6年4月24日(水)から令和6年5月10日(金)まで
第2回:令和6年6月17日(月)から令和6年6月28日(金)まで
この後も予算によって第5回までの公募が決まっています。
対象の事業者
中小企業等※
上記と共同で事業を実施するリース事業者又はESCO事業者
※ 中小企業、学校法人、公益財団法人、医療法人、社会福祉法人等
病院や学校、保育園なども対象となり得ます。
対象の設備
① 省エネ設備の導入
高効率空調設備、全熱交換器、LED照明設備、高効率ボイラー、高効率変圧器、断熱窓、高効率コンプレッサ、高効率冷凍冷蔵設備などの省エネ設備
➁ 運用改善の実践
人感センサー等の導入、照明スイッチ細分化工事などの運用改善
上記の導入に必要となる設計費、設備費、工事費が対象となります。
助成金額
主な要件(1)の場合 | 主な要件(2)の場合 |
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助成対象経費の2/3 (助成上限額2,500万円) |
助成対象経費の2/3 (助成上限額1,000万円) |
助成対象経費の3/4 (助成上限額5,000万円) ※事業所全体のCO2排出量の削減見込みが50%以上かつエネルギー消費量の削減見込みが50%以上の要件を満たす省エネ設備の導入の場合 |
主な要件(1)事前に省エネ診断※を受診し、この提案に基づき、省エネ設備の導入又は運用改善の実践を行うこと。
主な要件(2)事業者が自ら計画を作成し、省エネ効果の確認ができる省エネ設備の導入又は運用改善の実践を行うこと。
申請方法
申請書類一式を以下のいずれかにより提出する必要があります。
1電子申請
2電子メール申請
3 郵送申請
最近の補助金・助成金はオンライン申請がメジャーな中、メールや郵送も可能とのことで申請できる方の幅が広がりそうですね。
申請をお考えの方
上限金額が高い助成金な分、申請書類の数が多く計算も要するため利用する場合は早めの準備をお勧めします。
昨年度の同助成金においても採択実績のあるLISA行政書士事務所にお任せください。
近いうちに空調設備を買い換えたかった、どうせ取り替えるなら助成金が欲しい!という方は是非お気軽にお問合せください。